これって発達障害? ~ AD/HDについて ~

AD/HDの特徴

AD/HDは、一言で言えばハンター(狩猟民)です。

その視点で見ていくと、色々と分かりやすいと思います。

子どもの頃は「片付かない」「間に合わない」「思い出せない」が3大特徴です。

 

■日頃の注意力が散漫

日頃の注意力が散漫なのは、獲物の気配を求めてアンテナを広げているから。獲物(好きな事、やりたいこと)を見つけると周りが見えないほど過度な集中状態、ロックオン状態になります。

悪いもの、行動にロックオンしてしまったときは、その獲物を目の前から取り去るのが一番手っ取り早いです。

 

■人間関係の特徴

狩猟民は、農耕民ほど細かいコミュニケーションを好みません。狩りの現場では細かなニュアンスよりも“正確”“端的”“即時”“柔軟”といった側面の方が重要だからです。結果、農耕中心の文化圏である日本では特に、いわゆるKYとされる場面が多くなってしまいます。

 

■衝動的

目の前の獲物を狩るのは本能なので、衝動を押さえることが苦手です。しかし、これもトレーニングで衝動を抑える時間を長くしていくことができます。

 

■整理整頓の苦手

多くの物や情報を整頓することが苦手なので、片付けが苦手な子が多いです。何をどこにしまうのか明確にし、見やすく表示して、繰り返し練習すれば次第に慣れてきます。隠す収納は向いていません。基本的にスケルトン等を多用して、見える収納が向いています。

 

■面倒くさがり

情報の整理の苦手と関係していますが、手順の多いものや、具体性の薄い指示は通りにくいです。

レッスンでは、練習メニューを具体的に本人に作らせると良いです。

 

■主体的

右向け右を嫌います。基本的に本人に考えさせるのが、指導のポイントだと思います。

コーチング的な手法が合います。

AD/HD関連書籍

AD/HDは、自閉症以上に多く、“それっぽい傾向がある”ぐらいの子を含めると、かなりな割合になります。つまり、これを知っておくことは、それだけ多くの子どもの指導のヒントになるというです


“すごい本が出た”それが、この本を読んだ最初の感想でした。この出版社は、一貫して「発達障害者(児)は発達する」という信念に基づいた書籍を出しており、非常に実際的で役に立つ知識がぎゅっとつまっています。発達援助を扱った書籍として決定版と言って良いと思います。様々な発達障害関連書籍を読む前と、一通りの知識を得た後にも、もう一度読んでいただきたいと思います。


“すごい本が出た”第2段。

≪心身に負担がかからない 誰でも無理なく取り組める発達援助法≫と、帯にある通り、言葉以前の領域に、偏りを抱える子どもたち、そして大人にも、以上に分かりやすくその原因等が説明されており、誰でも簡単に今日から取り組める発達援助が満載です。

発達に凸凹がなくても、ストレスと付き合う現代人には読んで損のない一冊だと思います。