生徒募集方法・番外編☆

生徒募集方法について、今、ネット上では様々な方法論が飛び交っています。

 

試しに、「ピアノ教室 生徒募集 方法」と入力して検索してみてください。

 

山ほどヒットします(笑)

 

そんな訳で、この場で生徒募集についての方法論を語る必要性はあまり感じないのですが、他のホームページではあまり取り上げらていない方法について、ちょっとだけ書きたいと思います。

 

本当にちょっとしたアイデアですので、ブログやホームページ、Facebookの設置、活用法、お月謝の設定から教室規約等、生徒募集だけでなく、教室経営についての基本的な事項を一通り学ばれた上で、おまけとしてお読みいただければと思います。

 

ちびっ子のためのシェアレッスンのススメ

シェアレッスンというのは、要するにグループレッスンの縮小版で、2人~3人で行うレッスンの事です。

 

例えば、導入期の一か月のお月謝が6000円だったとすると

 

 ◆「デュオ(2人)レッスン」お一人3500円

 ◆「トリオ(3人)レッスン」お一人2500円

 

といったかんじで設定します。

 

ここで大切なのは、「未就学児限定」「1年間限定」等、期間限定のクラスとしておくこと。

 

募集時にも、入会時にも、限定期間を明示し、該当期間以降も続けたい場合は、通常クラスへ入っていただく旨をはっきりとお伝えしておきます。

 

こうした、期間限定で、一人ずつのお月謝を安く押さえたレッスンを行うことで、以下のようなメリットがあります。

 

メリット1)

生徒(おうちの方含む)さんが、先生との相性をじっくり見極められる。

 

大抵のお教室は、レッスン見学や体験レッスンを設けていると思いますが、先生の方針やお人柄は、より長い期間でじっくり付き合った方が当然しっかり見えてきます。

そこを、1年または2年かけて見極められるのは、生徒さんにとって大きなメリットといえるでしょう。

 


メリット2)

連弾・合奏・リレー奏等を楽しむ中で、リズム感や聴く力が育ちます。

 

先生と連弾するのも、もちろん楽しいですが、先生は生徒の音をよく聴いて、合わせて弾いてくれるのに対し、生徒同士では互いに必死に聴き合わないといけません。これが、リズム感や聴く力を育てるのです。

 


メリット3)

ゲーム性が高められる上、他の子のやっていることを見ることで効果も上がる。

 

楽々読み習得法の「楽譜を読む前に」の中の「リズムかるた」や、「音高4」の中の「じゃんけん5線すごろく」等は、複数の子どもで取り組んだ方が、楽しいだけでなく、効果もあがりやすいです。

 


メリット4)

ピアノを弾き始める前に出来ておくべき基礎力をしっかりとつけられる。

 

実は、これがメインのねらいです。

 

質の高いレッスンを提供している先生ほど、当然それに見合ったお月謝を設定されたいと思いますが、例えばその値段が、地域の相場より高かった場合、それだけのお月謝を支払うと、おうちの方としては、「最初から、ちゃんと(?)ピアノを弾かせてほしい」と思われても、無理はありません。

 

ところが、何年も教えていると自然と分かってくることですが、鍵盤に向かって演奏を始める前に、出来ておくべき基本的な力、基礎力というのは、意外と多いですよね。

 

3~4歳の時期というのは、音感やリズム感を養うには適していますが、ピアノを弾かせるにはある程度の準備期間を要しますし、音符を読ませる事も同様です。

 

未熟な手指、未熟な認識力を押して、無理やりピアノを弾かせるとどうなるでしょうか?

 

経験のある先生はどなたもご存じでしょう。フォームはぐちゃぐちゃ、あるいは力みすぎてガチガチ、さらには読譜を嫌って耳で覚えて弾く子どもの一丁あがり!です。

 

この時期の子どもにピアノを始めさせる場合は、発達に応じた手順を踏むことが非常に重要になってくるわけです。

 

ところが、そうした配慮にあふれたレッスンをした場合、最初の進度は一見、カメの歩みに見えます。水面下ではしっかりと成長するための準備が着々と進んでいるわけですが、そこを理解してくださるお家の方は…残念ながら大変希少です。

 

そこで、この準備期間を、リーズナブルなお月謝設定によって、ピアノを初めからは弾かない事を、お家の方にも納得していただきつつ、子ども自身が楽しんで基礎を身に付けられることを狙ったのが、シェアレッスンなのです。

 


メリット5)

早い年齢から良い先生に習わせたい熱心なお家の方にアプローチできる。

 

3歳児には、ピアノの鍵盤は重すぎます。

 

その事をご存じの多くの(誠実な!)先生方が、開始時期を4歳または5歳からとしています。

 

しかしながら、ピアノを習わせる事に対して真剣に考えておられるご家庭ほど、早い年齢から良い先生を探し始めるケースが多いように思います。

 

そういったご家庭のお子さんを逃すのは、もったいないですよね。

 

また、個人レッスンに移行する際に、お月謝の大幅なアップがある事で、導入期のレッスンにしっかりと関心を寄せていただけます。

 

シェアレッスンを経て、個人レッスンのお月謝に納得、むしろお買得感を感じてくださるお家の方は、先生を信頼し、(お家でのおけいこ等のサポートの)やる気も十分である場合が多いのではないでしょうか。