楽々譜読み習得法 音の高さ その2 ☆ フリクションペンを活用しよう!

【カラーマーク法】概要

◇ 用意するもの その1 フリクションカラーズ7色

 

生徒がマークする色を間違えたときに書き直しできるように、フリクションペンを使います。ここで使っている7色は、スズキのベルハーモニーの配色に準拠しています。

 

◇ 用意するもの その2 カラー&アイコン音符一覧表

 

画像PNGファイルになっています。下記よりダウンロードし、印刷してお使いください。

各表は、必要に応じて使い分けてください。

生徒に渡す時は、ラミネート処理するか、カバーを付けてあげると良いでしょう。


5つのド
5つのドと、真ん中のソ、低いファ、だけを表した表
5C.png
PNGファイル 33.2 KB

4オクターブ一覧表
4オクターブの全部の音が分かります。
4octAll.png
PNGファイル 114.6 KB

ラシドレミ
低年齢児の導入初期に使います。
ABCDE.png
PNGファイル 31.4 KB

低いファ~真ん中のソ
4~5歳時の導入初期に使います。
FtoG.png
PNGファイル 46.7 KB

高いド~ソと低いド~ソ
教本がこの音域になったとき、生徒がとまどっていたら使います。
CtoG2.png
PNGファイル 43.5 KB

 

 あとは、を見ながら該当の色で符頭に〇印を書くだけ♪

 

 

色は、スズキのベルハーモニーの色

 

赤ド橙レ黄ミ緑ファ空ソ青ラ桃シ

 

を使います。 

 

 

   1.低年齢児および幼児の導入初期では、まずは真ん中のド(赤)を教えます。

   2.教本で新たな音が出てくる度に、生徒自身に〇印をつけさせます。

     (中央ド付近の覚え方は、初めの一歩参照

 

   3.慣れてきたら、読めない音だけ、要所要所にマークさせます。

 

 

♪どの音域もストレスなく読めるようになったら♪

♪カラーマークは卒業です♪

 

 

大人の初心者や、ある程度読めるけどどっちかというと楽譜が苦手☆という方

大人の初心者や、ある程度読めるけどちょっと楽譜が苦手☆という方は、

 

「5つの」「真ん中の」「低いファ

 

の順に、目印の音だけを見つけ出してマークすると、これだけで大分楽に読めます。

 

 

学習障害(LD)・識字障害(ディスレクシア)の場合

(LD)学習障害や識字障害(ディスレクシア)目印の音だけのマークで読みこなすのが難しい場合は、

 

 

「4オクターブ一覧表」を見ながら、

 

【楽譜全体から「レ」だけを見つけて橙でマーク

 

【同じく楽譜全体から「ミ」だけ見つけて黄色でマーク

 

といった具合に、全ての音にマークします。

 

 

 

その場合、自分で一覧表を見ながらマークし、マークできた楽譜を見れば演奏できることを一旦目標とします。

 

 

ヴィジョントレーニング原子反射の統合等の発達遊びを続けていくことで、「目印の音だけのマーク」→「5つのドだけマーク」→「調号の音だけマーク」といった具合に、マークする音数を減らしていけますが、一般的な場合と同様の早いペースでカラーマークを卒業させることを目標にするより、一旦読譜に関しては、

 

自分でマークできた ≒ 自立

 

と考えて、演奏や聴音等、他の得意な所を先に伸ばしていった方が、全体としてバランスよく育つと思います。

あると便利なグッズ

 

よく使う表などは、ラミネートしておくと便利ですが、機械まではちょっと…という場合は、カバーフィルムやハードケース、またはメニューブックなどに入れると使いやすいと思います。

 

【カラーマーク法】は、「簡単に」 「いつでも」 「誰にでも」 「どんな教本にも」 使えます♪

ピアノレッスンの開始年齢の低下につれて、世の中には、小さな子どものための譜読み習得法が沢山飛び交っていますが、導入期の譜読み習得法として最も大切な点は、

 

  • 誰にでも手軽に使える方法であること。
  • 小さな子どもが自分で理解でき、自宅で一人でも復習できる方法であること。
  • どんな教本でも使える方法であること。
  • 一時的に特殊な音符を使用しても、自然と普通の楽譜に移行しやすい方法であること。
  • 教本の音域が移動したり、広がっても対応できる方法であること。

 

この4点だと思います。

 

さらに、時代のニーズを考えますと、

 

  • 大人の初心者や、学習障害のある子(勿論大人も)にも対応可能で、特に、ディスレクシア(識字障害)の場合、一生使える方法であること。

 

ここも、押さえておくべき大事なポイントになってまいります。

 

そこで辿り着いたのが、上記の「カラー&アイコン符頭」を使った音符を五線上に配置した一覧表を参照しながら、7色のフリクションペンを使って符頭をマークしていくというシンプルな方法。

 

これは、非常に簡便な上、上記の5点を全てクリアしています。

 

 

さらに、この方法で楽譜を学んでおけば、調性コードを学習する際にも応用でき、細かい楽譜に運指を記入する際にも、見間違いを防ぐ等、大変役に立ちます。